本日は、都市整備常任委員会の行政視察で高崎市に行って参りました。
テーマは道路占用許可の特例制度を活用したオープンカフェについてです。
高崎市では、平成20年に国から中心市街地活性化計画の認定を受け、賑わい、交流、文化都心をテーマに都心集約的なまちづくりを進めています。
24年には地元の商工会議所を中心、商店街や飲食店、高崎市などで構成された、まちなかオープンカフェ推進協議会を立ち上げ。
25年には道路にオープンカフェの社会実験を行い、現在は18店舗で実際に営業を行っています。
また、同時に中心市街地に訪れる人のために新たな足としてコミュニティサイクルを実施しています。
現在は150台を運行していますが、この取り組みも大変に勉強になりました。
100円を自転車のカギに入れると、誰でもレンタルが出来、どこのポートに返却しても返却時にカギを差し込むと100円が帰る仕組みになっています。
つまり、無料で利用することが出来るのです。
自転車には広告が付いていますが、地元の企業が一台三万円で契約しているとのことです。
約100社が契約していて、また高崎市は協議会に対して年間2200万円の委託料を払って運営されているとのお話でした。
世田谷区においても、レンタサイクルの工夫がまだまだ出来ると思いました。
これからも区政の発展に尽力して参ります。