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平成25年12月5日(木曜日)午後1時30分から成城ホールにて行われた、第65回人権週間記念「講演と映画のつどい」に参加しました。

第1部では、講演の部として講師:渡辺 真由子さんによる 「ネットいじめ~逃げられない子どもたちを救うために~」とのお話がありました。内容は現在のネットいじめの手口、それに対する応急処置方法、子供を守る根本解決策などのお話がありました。その中でも我々大人が「いじめはいじめる側が100%悪い」との意識を持って対応していくことが大切であること、いじめられる子に落ち度が有る様に考えることが無いようにすること。さらにいじめをする子の方が弱い子であり、加害者のケアが最優先であるとの話に共感致しました。
第2部では、映画の部として「青い鳥」(2008年・日本)監督:中西 健二の作品を鑑賞致しました。
内容は、中学2年でいじめを受けて自殺未遂をした生徒が転校した後のクラスのはなしで、担任が休職したため代理で来た担任の先生はいじめを受けた生徒は学校に通いたかったのだから机を戻し毎朝声をかけます、クラスメイトや学校は事件を早く忘れることを考えますが新たに来た担任はそれは卑怯だと、いじめられた生徒は一生心に傷を負って生きていくクラスメイトも忘れてはいけないと訴えます、最後にいじめていた代表のクラスメイトは彼が生きていてくれて本当によかった、自分も彼のことを忘れず生きていくことを誓います。最後に元の担任の復帰とともに担任は変わりますが、代理できた先生は、残された同僚に先生ができることは生徒に寄り添う事ぐらいだと告げて去っていく話でした。この映画で感じたことはやはりいじめは、いじめた方が悪いしいじめた方のケアーが大事だということ、うまく言葉や態度で表現できない人もいることを理解して対応していくことが大切であることを改めて学びました。