平成29年第3回定例会で一般質問をいたしました。
今回のテーマは3点、1点目は防災まちづくりに向けた住宅の耐震化・不燃化の推進について、世田谷区では平成32年度までに耐震化率95%を目指しています。
耐震診断を受けて補強が必要なのに改修工事に進まない方が8割とまだまだ厳しい状況です。
しかし、25年度から27年度にかけては30万円の上乗せ助成を進めた結果3年間で129件と進みました。
また木造住宅密集地域においては東京都の不燃化特区制度を活用して老朽建築物の除却に対してのよって助成を進めた結果、5地域で300件が除却されました。
また建て替えも58件と進んでいます。32年度までに耐震化率95%を目指すのであれば制度の見直しを行うべき、例えば30万円の上乗せを32年まで続けることなどを検討すべき、2点目は雷被害の対策について特に近年の被害は直接落ちる被害ではなく、周辺に落ちた雷によって強い電磁界が生じ、通信線や電力線等を通じて建物内の機器に被害を与える誘導雷やアースから逆流して機器に被害を与える逆流雷による被害がほとんどだそうです。
これを防ぐには避雷器と呼ばれる防護機器の設置が必要です、特にゲリラ雷雨の起こっている時に機能不全になると区民の命を守ることが出来なくなる総合支所の設置状況と今後の対策を聞きました。
最後に自転車保険の加入促進について区民交通障害保険を取り上げました。現在は23区中10区で採用している保険で来年度から1400円の掛け金で交通事故の入院通院費用を最高150万円、自転車賠償責任保険は1億円支払いされるものに変更されます。
世田谷区が保険契約者となり区民であれば誰でも加入出来ます、区では現在検討しているとのことですが30年度からスタート出来るように強く要望をしました。